大工道具・刃物の資料
東京鉋
「落合宇一」鉋
落合さんは当初久国銘で鉋を打っていましたが、二代目千代鶴是秀から指導を受けて人気を取ることになり、そのご縁で、やがて千代鶴三代目を受け継ぐことになったそうです。
落合宇一に付いては、スズキ金物店さんのホームページで詳しく説明されていますのでこちらからご覧下さい。
なお、一時期、千代鶴を問屋が商標登録したため使えない時期があり、その時に千三代を打ったと言われています。
落合宇一の作品写真を掲載します。
写真をクリックすると拡大します。
千三代山水(小判櫃)寸八・番号無し |
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通常の三水銘と違う作品です。千三代であること、三水銘を囲う櫃が小判形であること、表に普段必ずあるナンバーがありません。
山水千代鶴三代目寸八・6852 |
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この作品の三水銘の構図はよく見掛ける構図です。
上記2点が三水印です。
三代目千代鶴是秀寸八・499512017/2/28掲載 |
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東京神田の小黒菊太郎さんの依頼で打った銘だそうです。
三代目千代鶴延国寸八・54145 |
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三代目千代鶴延国寸八・67301 |
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三代目千代鶴延国寸八・697352017/2/28掲載 |
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出荷された時に包まれていたままの包装紙が付いています。
三代目千代鶴延国寸八・70165 |
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表のナンバーの7万代は珍しいと思います。
今まで落合さんの鉋を沢山の砥ぎ直しをして貰いましたが、その時の火花検査ではほとんどが白紙系でした。
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